社員ブログ

柄のリピートってなんだろう?~染工場で使う用語について②~

こんにちは、大本染工の社員Mです。
今回は第2弾!またまたプリント専門の染工場やテキスタイル関連のお仕事で
使う言葉についてご紹介していこうと思います!
前回は生地の単位や規格などを主に取り上げましたね。
今回は、その生地にプリントする「柄」をメインにご紹介します🌸
私たち大本染工では、様々な柄をプリントしています!
花柄、ストライプ柄、チェック柄、水玉柄などの定番から、
ブランドの個性あふれるアヴァンギャルドな柄まで、
様々なテキスタイルプリントを行っています。
その中で、加工が比較的スムーズに進むものもあれば、難しいものもあります💦
生地そのものが扱いにくいものや、柄の位置がかなりシビアなものなど…。
私たちはお客様にクオリティの高いプリント製品をいちはやく提供するため、
専門用語を使って、柄の加工情報を共有しているのです💡
それでは早速見ていきましょう!
・送り(リピート)
送りあるいはリピートというのは、柄の繰り返される部分のことです。



また、柄の最小サイズは1送り分(ワンリピート)と言います。
送りが付いている柄は、このようにどんどん並べていくことで、
無限に柄を引き延ばすことができるのです🌟
・総柄/パネル柄
「総柄」という言葉は衣服の品名に記載されていることも多いので、
ご存じの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私たち大本染工では、縦も横も「送りがついている」柄のことを総柄と呼んでいます。

総柄だとすぐわかりますよ~
一方、パネル柄は一枚の絵のようにモチーフが大きく配置された柄が多いです。
柄の決まった位置に型紙を当てて、パーツを取って服を作っていきます。

パネル柄はプリント途中で失敗してしまうと、一着分作れなくなってしまいます💦
さらに、柄によってはパネルサイズが1枚当たり3mや5mなどとても大きいものもあります。
総柄に比べると加工の難易度が上がるため、十分な対策を練って加工しています◎
・マス見本
以前執筆した記事でも少しご紹介しましたが、
色目や柄の試し刷りをマス見本と言います。
生地や染料の種類によって異なった発色をするので、
大本染工ではお客様の色見本に合わせて色調整を行っています。
オートスクリーンでは実際の型を、インクジェット・昇華転写プリントでは
実際に加工するデータを使用して、本番に近いイメージで作成します。

・見本反[みほんたん](着分[ちゃくぶん]、サンプル反)

マス見本で了承いただいた柄の出方や色でサンプル分をプリントして、製品を試作します。
このサンプル用に染めた反物を見本反と呼びます。
着分とも言いますが、これは1着分の衣服を作るのに必要な数量を表します。
量産前に堅牢度試験や撮影、展示会サンプルの作製等を行い、
品質や仕上がりに問題が無いかチェックする大事な工程です。
・原反[げんたん](量産、バルク)
衣服を製作するために裁断する前の生地、
つまり商品を量産するときに使う反物を指します。
見本反でサンプル作成、試験や色のチェック等行い、
企画承認されたものが本生産に移るという流れです。
・染色堅牢度

染色された生地の色の落ちにくさを表す度合いのことです。
日差しや摩擦、汗による色抜けや移染が起こらないか
様々な試験を行うことで、使用中の変色トラブルを防ぎます。
私たち大本染工で染めた生地も、
こうした試験を受けて品質が保証されているのです💮
まとめ
プリント生地には、品質保持のための様々な工程や
柄ごとの特長があることがわかりましたね!
この記事をきっかけに染色やテキスタイルプリントに
少しでも興味を持っていただけたら幸いです!
ではでは、読んでいただきありがとうございました🌸

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